ピザ回しというと、どんなイメージが思い浮かぶでしょうか?ピザ職人が生地を広げるために行うこと、あるいはパフォーマンスも兼ねて職人がお店で披露してくれるもの、といったイメージを持つ方が多いと思います。もちろんそれは間違いではありません。
しかし近年、ピザ回し専用生地の登場などにより、ピザ回しの技術はめざましい進化を遂げました。今ではピザ回しの技術を競う競技ができ、世界大会も行われています。

AcrobaticあるいはAcrobatica(アクロバティカ)と呼ばれるこの競技は、ピザ回しの技術のみならず、パフォーマンス性や エンターテインメント性も審査の基準となります。これまでのピザ回しの概念を超えた新たなピザ回しの登場といっても良いでしょう。
こうした世界大会では、その他にチームでのAcrobaticや、生地をどれだけ大きく伸ばせるか、一枚の生地をどれだけ長く回し続けられるかを競う競技などが行われています。いずれも本物の生地を使い、ピザ職人であることが出場資格になっていることがほとんどです。

ちなみに「ピザ回し」というのはもちろん日本のみの呼称で、海外では 「生地を投げる」という意味でthrow doughあるいはtoss doughなどと呼ばれています。
2009年~2011年の世界大会では日本人のピザ職人が見事1位に輝くなど、日本におけるピザ回しの技術も素晴らしいものです。 より多くの方がピザ回しに親しむことで、日本から世界に「pizzamawashi」の技術を発信できるようになる日も近いかもしれません。

ベルピザ回しドットコムベル

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