ピザ回しとは、ピザ生地を空中に投げて均等に伸ばす技術のこと。またはそれを発展させたパフォーマンスのことです。ピザをつくるために必ずしも生地を投げて広げる必要はありませんが、お客さんによろこんでもらうためのパフォーマンスとして、ピザ回しは古くから愛されてきました。近年ではピザ回しのための専用のラバー(ゴム製の生地)が誕生し、大会の開催やSNSの発展によってさまざまな技がつくられ、一般の人も楽しめるニュースポーツとして広まっています。

 

 

ピザ回しの道具について

 

ピザ回しで回すものは主に「本物の生地」と「ラバー」の2つがあります。本物の生地は、食用とは違ったパフォーマンス用の頑丈な配合でつくった生地の場合がほとんどです。こちらはピザ職人が行うピザ回しのパフォーマンスや競技会などで使用されています。一方、ゴム製のラバーはピザ回し専用につくられた新しい道具です。ラバーは2000年頃から世界に広まり、それによって職人ではない一般の人も気軽にピザ回しを楽しめるようになりました。

 

ピザ回しの大会について

パフォーマンスとしてのピザ回しを発展させるきっかけとなったのが、ピザ回しの国際大会です。国際大会は2005年頃から盛んになり、アメリカの「World Pizza Games」とイタリアの「World Pizza Championship」の2つが有名です。それぞれ年に一度開催されており、料理部門などとともにピザ回し(Acrobatic)部門が存在します。ラバーの誕生とともに、こうした国際大会の映像がインターネットで広まったことで、世界のピザ回しの技術が一気に上がりました。

 

ピザ回しの魅力とは

ピザ職人の方にとっては、お客さまに楽しんでいただける、という何よりの魅力があります。本物の生地で軽くパフォーマンスをしたり、あるいは、ラバーを使ってお客さまと一緒にピザ回しを楽しんでいる職人の方も多いです。イベントでは集客のツールとしても役立ちます。一般の方にとっては、人とは違った趣味・特技を身につける楽しさがあります。練習するとできる技がどんどん増えていき、スポーツのようにやればやるほど熱中していきます。また、ピザ回しを通じて、ピザの文化を学んだり、ピザ職人の方と知り合ったりできる、そんな楽しさもあります。ピザ回しは一般の方とピザの世界をつなぐ橋渡し的な存在でもあるのです。まだまだ未開拓なピザ回しの世界、ぜひご注目ください!